忍者の星

あむが

「にんじゃのおほしさま！」

と厚紙になにやら書いていた。
やたらに反故を作るので覗き込むと、星型らしきものを何度も何度も書き直している。
どうやら忍者の星というのは、何か星座とか特定の惑星とかをさすのではなく。

「もしかして、手裏剣がつくりたいの？」
「そう、それ！」



ちなみにあむの台詞にやたら感嘆符が入るのは、この子はどうも声がでかいせいである。
音楽教室でもコミュニティ保育でも、音程無視の馬鹿声がやたら響く。

いたよなあ、クラスにひとりは、こういう奴。
よもや我が子がそうなるとは、ね。

ハロウィン仕様にしてみました。

ふと気付けば半年も桜の柄にしてたんですねこのブログ。
季節感があるよなないよな……いえ怠けてたんです正直に言います。

これはキツイ柄なので十月限定にします。


幼児がいるとハロウィンはわりかし身近な行事です。
どっちを向いてもハロウィン。
私らの時代はなかったよそんなの。
英語の教科書だか辞書だかのコラムに載ってたのが最初の記憶だよ。

つくづく、外国の行事輸入するのが好きなお国柄だな。


カリグラフィーでハロウィンカード作ってみようかという気が起こらない……
去年はあれだけ燃えたんだけどなー。

つきはじめ

「きょうから十月なんだから！」

やけにあむが張り切ってると思ったら、破かれるカレンダーの裏が目当てだったらしい。

そんなものが重要事だったりする、４さいの秋。
そしてまた増えるゴミのかずかず。

両頬にスーパーボール押し当てて

みー歌う。

♪ほっぺをだいじにしてたのにー
　こわれて出ないトドがあるー

できれば、なるべくリアルに想像してみてください。
シュールすぎて拙文では描写し切れん(笑)

あむの二～三歳の歌には無作為のおかしみがあったが、
みー二歳半の歌には、たまに「狙ってんのか？」と疑いたくなるような諧謔がある。

思わずマジ調べちゃいましたが。

「星へ行く船」というタイトルのコミックが今月、オフィスユーから発売されるそうです。

星船といえば新井素子氏の代表作のひとつじゃござんせんか。
なんで今ごろ漫画化されてるの？
しかもオフィスユーなんて、微妙にずれたところで。


……調べたところ、まったくの別物らしいです。
ああ、人騒がせな。

《以下公式ＨＰより引用》
母から娘へ、そして娘から母へ。
抗えない運命の中で、幸せをもとめるふたりの女。
彼女たちを乗せた船は、いったい何処へ向かおうとしているのか…。
運命に彩られた母娘の人生が、上下巻で待望の単行本化！

ないたあかおに

図書館で絵本を借りてきて、子供に読んでやっています。

この話の深いところはいまひとつ理解できてないようで、まあそれはいいのですが（これを理解する幼児と言うのもそれはそれで薄気味悪いし）、すごいなあと思うのは、浜田廣介の文章の美しさ。

今読んでる奴は絵が現代的過ぎて合わないですが、ただテキストは朗読していてすごく気持ちいいのです。

私は子供時代に、この話やら小川未明やらが入った児童文学全集とやらいう古い古い本を、近所のお兄ちゃんの、更に年の離れた兄上のおさがりとして譲ってもらい、なんども読んだ記憶がかすかにあるのですが、あれどこへ行っちゃったかなあ。実家の本棚では見かけないなあ。
子供が風邪引いて熱出してる話とか、薔薇の家の話とか、もう一度読みたいんですが作家と作品名がわかってるのはこれとあと赤い蝋燭と人魚ぐらいだし。

ちゃんと確認したわけじゃないのですが、おそらく戦前から戦後すぐごろの作品ですよね。
その後、親に買ってもらった新刊本はそういう文の美しさはすでになかったと思います。
どこがどう違うのかって、うまく説明は出来ないんですが、ただその後どんどんどんどんそういう美しさは欠けてきている。



金子みすずなんかも好きです。

トイデジカメというのがあるらしいんですが

ブログ用のカメラが欲しいのですよ。

経験的に、30万画素あれば充分なのはわかってるんです。
家電屋で売ってるコンパクトデジは画素がでかすぎて却って使いにくい。

ケータイが丁度そのサイズのカメラつきで、重宝してたんですけど、三月ごろにケーブルが断線して使えなくなってしまいました。
ダンナも一緒になって探したんですがもう売ってないようで。

で、30万画素クラスの、片手でも扱えるようなデジカメを探してみたんですが、トイデジというジャンルがあるらしいです。
ビスタクエストってのがデザイン・クラス的にヒットしたんですが、これアメリカ製で導入にちょっと手間が要りそうなのがなあ。ビスタって名前なのにwinビスタには対応してないらしいし。
お値段五千円ぐらいからあるんで、ちょっと心惹かれるんですがね。