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毎日の単純な記録、読んでアハハと笑ってもらえればさいわいです。
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図書館で絵本を借りてきて、子供に読んでやっています。

この話の深いところはいまひとつ理解できてないようで、まあそれはいいのですが(これを理解する幼児と言うのもそれはそれで薄気味悪いし)、すごいなあと思うのは、浜田廣介の文章の美しさ。

今読んでる奴は絵が現代的過ぎて合わないですが、ただテキストは朗読していてすごく気持ちいいのです。

私は子供時代に、この話やら小川未明やらが入った児童文学全集とやらいう古い古い本を、近所のお兄ちゃんの、更に年の離れた兄上のおさがりとして譲ってもらい、なんども読んだ記憶がかすかにあるのですが、あれどこへ行っちゃったかなあ。実家の本棚では見かけないなあ。
子供が風邪引いて熱出してる話とか、薔薇の家の話とか、もう一度読みたいんですが作家と作品名がわかってるのはこれとあと赤い蝋燭と人魚ぐらいだし。

ちゃんと確認したわけじゃないのですが、おそらく戦前から戦後すぐごろの作品ですよね。
その後、親に買ってもらった新刊本はそういう文の美しさはすでになかったと思います。
どこがどう違うのかって、うまく説明は出来ないんですが、ただその後どんどんどんどんそういう美しさは欠けてきている。



金子みすずなんかも好きです。

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ないたあかおに
未明は良いですね。挙げておられるのは「金の輪」「野ばら」かな? 新潮文庫から代表作品集が、最近ちくま文庫から怪談集が出ています。あとは北原白秋の童謡が言葉も良いし、おもしろいです。児童文学の文体の「堕落」については丸谷才一「日本語のために」の批判が痛快ですので一読をオススメします。
hikaru (nankado) URL 2008/09/28(Sun) 11:11 編集
Re:ないたあかおに
新潮文庫版は確か持ってたと思います。大学のときに買って、捨てた記憶ないから。白秋はマザーグースの翻訳を見てひっくり返った記憶が。あの感性はすごいですねえ。
日に何度も読み聞かせをやらされるので、やっぱり読んで気持ちいい文章じゃないと親もツライですね。福音館のロングセラー絵本は絵やストーリーはいいんだけど文章がやっぱりゴツいです。谷川とか五味太郎とか健闘してる人はいるけどねー……。
いずみとも 2008/09/28(Sun) 11:58
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