全力ウサギ

ミナライがとってもかわいい。
全力で生きるっていうテーマがいい。
そしてキャラクターたちの方向音痴な全力の傾け方がいい。

ちょっとお勧めです。

全力ウサギ

のぼうの城

まだ読みかけですが。


のぼうの城

かなり面白いです。
忍城攻めは私も昔それなりに調べたので、入ってきやすいというのもありますが、それ以上に「これをよくエンタテインメントにしたなあ」と感心して見ております。

とりあえず、三成が秀吉と吉継からかいぐりかいぐり可愛がられているのに萌え。
成田一族の、史料からは個性の見えにくかった面々を見事にキャラ化した技量に驚くと同時に、主役である忍城城代代理の成田長親に萌え。
ついでに甲斐姫にも萌え。

キャラ萌えできる歴史小説としては、司馬遼太郎、隆慶一郎の作品に並ぶ出来かもしれない。
これがデビュー作なので、今後気にしておきたい作家さんです。
（映画化の企画があるらしい）

プラレスとか？

なんかそんな感じもする厭犬伝です。
ゲームセンターあらしとか、レッツ＆ゴーとか、コロコロコミックっぽい感じもしましたね。

ちかごろのファンタジーノベル賞の受賞作品は追っかけてなかったのですが、かなりエンタメ度高くなったなーと思いました。
初期の受賞作に比べれば、ちゃんとファンタジーしてるし。
面白かったか？と聞かれれば、面白かったと答えます。
一気に読めた。


しかし何だろうな、もうひとつ何か足りないんだ。

厭犬伝

厭犬伝

ちょっと面白そうだったので読んでみています。
冒頭のシーンはちょいスペクタクルで、「こいつぁすげえ！」と思ったのですが、残念ながら街の描写になったところで尻すぼみ。
ウリである（と、帯とかには書いてある）90年代ゲーセン（餓狼伝説とかストIIとか？）を移したと思われる『合（あわせ）』のシーンは却って平凡な印象が……。
文章は読みやすいので、ざくざくと読み進めてますが――このまま冒頭の盛り上がりを置き去りにしたまま終わってしまうとちょっと悲しいものが。

読み終えたらまたレビューします。

ふくちゃんおめでとう

福盛レンジャーズ入り

メジャー挑戦の第一報を見たときは一瞬我が目を疑ったんですが……よくぞまあ。
（すみませんファンです）

福盛って、昨年はオールスターにも出たですが、横浜とか楽天のファンじゃないと知らないかもしれないですね……
イマイチ印象も地味だしな。
勝てないしな（どうも打線が奮起しないめぐり合わせにいるらしい……抑えに回ってから活躍しだした）。

イケメンなんですけどね。
投球フォームとかもキレイだし。

ともあれおめでとう。活躍できるといいね。

名付け例

http://babik.blog1.fc2.com/?mode=m&no=1162

http://anond.hatelabo.jp/20071014161917

すべて実在ってのがこわい。


まあこれは都市伝説と受取るとして、もう時効だと思うので言っちゃいますが、昔職場のバイトの子がおめでたになったとき、「男の子だったらアンドリューって名前にしたい」と、真剣に当て字を考えていた姿に衝撃を受けたもんでした。

そういえば近ごろは「子」のつく女の子がいなくなったですね（うちもそうですが）。
子は明治以後の流行なのですたれ時期と言えるのかもしれません。（本来は身分の高い女性の名につける文字）

いつからか小説の登場人物の名前すらいい加減になった和泉でした。。。
若い頃はそれなりに凝ったんだけどな。

フリペの楽しみ

フリペの楽しみ

ｂｋ１でリンク作れなくなって、図書の画像持ってくるのが面倒になったな……

図書館で借りてみました。
思ってたのとやっぱちがうかな。

1ページ1誌のペースで紹介するのは、ちょっと無理があるんじゃなかろうか。写真が小さすぎてどんな内容だかわかんないし（そのわりに余白が広すぎ。文章ページ掲載するんだったらせめて虫眼鏡で見れば読めるぐらいにはすべきだがそういう配慮もない）、紹介文も少なすぎる。入手のための情報もわかりにくいし（まあそもそも手に入りにくいものなのだけど）、これからフリペをやろうという人への入門書とか、フリペファンのためのカタログとか、という趣ではないな。
かといって、著者が傾けたフリペへの愛の一冊！というオーラもないし。

装丁や編集はとても見た目にきれいですが、あつめたフリペからきれいな写真を拾ってきて貼り付けただけ、というグラビアに閉口。いいのか、それ？

しかし気分はしっかりいただきました。素材はいいからな。
同人誌と根っこのところは同じだしね（センスと言うか、テイストは違うが）。

自分も作りたくなったが、作る手間と配る先をどうひねり出すかが問題。