これも会話？

子供ネタ続きますすいません。

あむが「うんちうんち」とトイレへ走ってゆくと（大はほとんど失敗しなくなってきました）大抵みーもついていきます。
1歳のみーにとって、水が流れて紙が回るトイレはワンダーランド。
しかし「おちっこでたー」と言葉はいえても事実が必ずしも伴っていない状態のみーは、まだ敬して遠ざける未開の地でもあるのでした。


今朝、「お姉ちゃんの邪魔をしないようにこっちに来とこうね」と外へ誘導したところ、

「じゃまー！
　じゃましるのー！」

……以上、１さいの主張でございました……。

会話

ベランダで洗濯物を干していたら、あむが上がってきて遊んでいた。
そこへみーが出てきて、宙を指差し

「といったー！」

戸板ではない。
「鳥、居た」の短縮形である。

みー語はまだ脳内翻訳に時間がかかる。一拍おいて「あ、鳥さんね」と返事すると、

「あむちゃん、といった！」

あむちゃんと言った、ではない。
「あむちゃん、とり、いた」である。

「どこよ？」と、あむ（ちびまるこちゃんの例を待つまでもなく、ジジババのいる家の子は言葉づかいがじじむさい）。
「ここー！」
「そこなの？」
「そこー！」

一応、通じているらしい。

おめんのひと

お風呂から上がるなり、トトトトと居間へ走ってったあむが、

「なあにあの白いおめん」

と、でっかい声で言うのが聞こえました。

なんだろう？　と思う間もなく、

「ああ、あれはな、でいもんこぐれとかいう、なんかやってる奴だ」

という義父の声。

居間へ追いつくと、ああたしかに閣下が相撲談義をしていらっさいました。



「なんでおめんしてるの？」

いやなんでと聞かれましても。
（それから義父に「あれは何やってる奴だ」と聞かれましたが、私も実は詳しいことは知らないのです。ろっくはまだやってるのでせうか）

下の子は逞しい

頭にヤのつく幼児音楽教室に通っています。

対象は2～3歳、つまりあむの年頃のコドモとその親がターゲットなのですが、家族がいっしょに来るときはいっしょに教室に入っていいことになっています。
今、６組の親子が同じクラスにますが、うち３組は下の子連れ。

4月にクラスが始まった当時は生後半年～1歳になるかならないか。
寝てるか這いずってるか泣いておっぱい欲しがってるかだったチビたちが、8ヶ月目のいまではおにいちゃんやお姉ちゃんの隣にきちんと座って先生をじっと見ているのですな。
うたやリズムが始まると、熱心に身体を動かしてたり。
それはまあ、身体能力的に3歳児に敵うはずもないのですが、その成長の力、恐るべし1歳児。

自分たちが月謝を払ってないということなんて知らないのは当然ですが（笑）一人前に楽器や小道具を持って踊ってる姿は、下手すると上の子より熱心で、それはうちもよそも同じなわけで。

逞しいというか、金かからんなあ、下の子は、と、思うわけです(^^;;;;;;;;;

かわいい は きたない？

近所のおねえちゃんから、あむとみーにキティちゃんのポケットティッシュをいただきました。
パッケージもキティちゃんならティッシュにもキティちゃんが印刷されている、あのファンシーグッズとかいうシロモノです。私は子供の頃からあの手のティッシュだけは手を出さなかったあれです（だって勿体なくて使えないし場所は取るし、見るからに邪魔になりそうだったから…あの手はコレクションとトレーディングに使うのですね、便箋やおりがみみたく）

あむもみーも大喜び。

そして風邪ぎみのあむ、起きぬけ、クシャミとともに盛大な鼻水が出ております。

「ティッシュ、ティッシュ」
「キティちゃんのティッシュがいいー」

ええっ、この緊急時にっ？

と怒鳴りつけたいのをまあ抑えて、しまっておいたティッシュを取り出し。

「あたしが開けるー！」

ええいうるさい、あんたの力じゃ無理だ（普通の該当宣伝用ティッシュより外袋が硬い）、と、親が開けてしまうと、

「あたしが開けたかったー！！！！！」

まだ上げてない寝具の上に転がってジタバタ、おい、鼻水は？　鼻水はどこよっ？

やっとの思いでなだめて拭いてやろうとしたときには、もう鼻の下はきれいな状態だったり（泣）


そのようすを見ていたみー、

「あたちも、あたちも」

と言いつつ、本来出もしない鼻水を何とか出そうと、ぶんぶん鼻息を荒くしております。


結論。

女児はキレイやカワイイが大好きだが、その実体は決してキレイではない。

ソラミミ娘

あむとふたりで道を歩いていたら、ものすごいピンヒールのブーツを履いたお姉さんに追い越されました（ええ、3歳児の歩くスピードってそんなもんです）。

「おねーさんのくつすごいねー」
「そーだねー、すごいハイヒールだね」

「……たいへいよう？」


「……ハイヒール？」
「たいひーよ？」
「ハイヒール！」
「たいひーる！」

なんにせよ未知の単語を耳で聞いて類推なしに解析して、まだ発音に怪しいところのある発声器官で再現するわけですから、幼児ってのはすごいなと思うわけです、ええ、いろんな意味で。

プリキュアのテーマソングなんて、イマドキの女子の語彙てんこもりなので、未知との遭遇の連続らしいです。
それでも果敢に再現する３さいと１さい。すごすぎて記録できません。

かな。

みー語で、お魚のことです。