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毎日の単純な記録、読んでアハハと笑ってもらえればさいわいです。

2017

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2007

1011

銀色の愛ふたたび

いやね。
普通のSFと思って読めば充分おもしろかったと思うのよ。

ロボットに人間の女の子が恋をして、ロボットがそれに応えてある種の奇跡を起こす、というメロドラマな前作を踏まえたうえで。
なんと24年ぶりに書かれた本作では、前作ヒロインとは対照的な生い立ちと気性を持った女の子が、やっぱりロボットと恋に落ちるんだけど。
まあ、一応前作でぼかされまくった部分がきっちり描かれて、未来社会の抱える問題とか作者がこの物語で伝えたかったテーマとかはわかるんです、けどね。

いやなんというか、どっちにしても「恋するヒロインの一人称小説」なんてのは読むもんじゃない。
成功しているのは「星へ行く船」シリーズぐらいだと、思う。
(新井素子さえも「星から来た船」では失敗してるし)

ほらでも、タニス・リーなんですよ。
いずみの青春のひとなんですよ。
この人のファンタジー(平たい地球シリーズより前の)を読んで、作家になりたいと思った過去まである人なんですよ。


この人は「男の子の視点」で書いたほうが(腐女子的にいうと、「攻の視点」で書いたほうが)面白いんだと思う。
前回読んだ「鏡の森」でも、女性視点で話が進んだので盛り上がりに欠けたのではなかろうか。


話の構成自体は流石うまいと思うのだよね。
ラストの数十ページで矢継ぎ早にカードをめくるように明かされていく新事実は、小気味いいマジックを見ているよう。
美形ロボットが何でもありまーすって感じに次々新技を繰り出してくる様は今時ジャンプでもこうはいかないってくらい斬新だし(しかし脳内映像化がかなり難しい…)。


これ、最初からシルヴァーの一人称で語られないだろうか?

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小説書くのが好きです。つか、はっきり言って腐です。
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